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被災地の奥能登狙う“窃盗犯”が大幅増加 復旧・復興の人流 要因のひとつか 

2025年2月13日 11:52
被災地の奥能登狙う“窃盗犯”が大幅増加 復旧・復興の人流 要因のひとつか 
石川県内の去年1年間の犯罪概況がまとまり、能登半島地震の被害が大きかった奥能登では、窃盗犯の認知件数が大幅に増加していることが分かりました。

石川県警によりますと去年1年間、県内での刑法犯の認知件数は5384件で、3年連続で増加しています。

また、能登半島地震で被害の大きかった奥能登2市2町では、刑法犯の認知件数が前年より約7割増えて229件に上りました。

そのうち窃盗犯が約8割を占め、地震で倒壊した家屋を狙うなどの侵入窃盗の件数が5倍近く増えました。

奥能登を管轄する輪島署と珠洲署では、去年1年間で検挙した窃盗犯のうち、約3割が県外居住者で、石川県警では、復旧復興に向けた動きの中で人の流れが加速したことが要因のひとつとみています。

最終更新日:2025年2月13日 11:52