丸亀市の「広島」 小学校と中学校が15年ぶり再開へ
休校していた丸亀市の離島、広島の小学校と中学校が、およそ15年ぶりに再開することになり、今日(24日)内覧会が開かれました。
丸亀港からフェリーでおよそ40分。丸亀市の広島で来月、再開するのが「広島小中学校」です。今日は内覧会が開かれ、関係者や地元の人達が校舎を見学しました。
現在コミュニティセンターとして活用している旧中学校の2階部分を、およそ1億円かけて改修。机やいす、図書室の本などは、そのまま使うということです。市によりますと、市内と県外から2世帯がこの春移住し、小学生3人と中学生1人がこの学校で学びます。
1960年には島内に2つの小学校があり、360人程の児童がいましたが、過疎と高齢化で子どもの数が減少。2010年に小学生が卒業したのを最後に休校していました。広島では小学校が15年ぶり、中学校が16年ぶりの再開です。
島の新たなにぎわいの場へ。広島小中学校は来月(4月)10日に再開します。