苦情相次いだ災害廃棄物仮置き場の受け入れ中止… 石川・七尾市が2日間臨時開設
7月に閉鎖された七尾市の災害廃棄物の仮置き場について、5日から臨時での開設が始まりました。閉鎖から1週間たたずに対応をした理由とは。
5 日午前9時前、七尾市石崎町にできた車の列。
行き先は、災害廃棄物の仮置き場で、廃棄される家財道具や木くずなどが次々と運び込まれました。
持ち込んだ人
「多分私の家よりたくさん被害ある方いらっしゃると思うので、これから片付ける人もいらっしゃるんじゃないかなと思いますけ ど」
実は、こちらの仮置き場、先月30日に閉鎖されましたが、当日、市民が殺到したため市が終了時間より前に受け入れを打ち切りました。
これに対し苦情が相次ぎ、市民に迷惑をかけたとして市は5日と6日の2日間、臨時で開設することにしたのです。
持ち込んだ人
「うちはきょうで終わりだけどまだ年寄りはいっぱいごみを出す人がいると思うわ。うちの隣なんか全然やわ。お盆とかにみんな帰ってきてやりたい人も結構多いからね。もうちょっと続けてほしいのが本音ですね」
七尾市ではこのほか、7月末から市内のリサイクルセンターでも災害廃棄物を無料で受け入れていて、市は、片付けに支障がないようにしたいとしています。