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気になる「紫外線」 種類ごとの対策必要 GW後半も要注意

2024年5月2日 19:35
気になる「紫外線」 種類ごとの対策必要 GW後半も要注意
市川栞キャスター:
「木曜日は報道部の気象予報士・小野さんに週末の天気を中心に伝えてもらいます。お願いします。」

小野和久気象予報士:
「お願いします。」

市川:
「小野さん、5月に入りました。先月の平均気温は、県内すべての地点で観測史上最も高かったそうですね。」

小野:
「4月はとても暖かい空気に覆われました。この先も気温が高い予想ですので体調には気を付けていきましょう。」

「気象台の週間予報を見ていきましょう。あすからゴールデンウィーク後半です。日曜日までは晴れが続くでしょう。」
「その後は雨マークです。ただ、月曜日は今後、雨マークが消えるかもしれません。最新の予報で確認してください。」

市川:
「日曜日は最高気温が27度。この日は二十四節気の立夏ですが、暦通りの暑さになりそうですね。」

小野:
「金沢の27度は6月下旬並みです。いまの時期の最高気温は21度くらいが平年並みですので、この先、平年より高い日が多いでしょう。」

市川:
「ゴールデンウィーク後半お出かけする人が多いと思いますが、日差しも強くなっていますから、大人も子どもも体調には気を付けたいですね。」

小野:
「さてきょうも紫外線についてです。市川さんはどんな対策をしてますか。」

市川:
「日焼け止めクリーム、帽子とか…、女性の皆さんは、この時期もう、気を付けていると思う…」

小野:
「紫外線にはA、B、Cの3種類があります。」

市川:
「3種類あるというのは聞いたことがあります。でも、違いはいまひとつよく知りません。」

小野:
「3つを見ていきましょう。Cは、上空のオゾン層にブロックされます。地表に届くのは、AとBです。」

市川:
「オゾン層は、私たちを紫外線から、守ってくれているんですね。」

小野:
「ですが、地表までくるUVAとUVBは自分たちでケアしないといけません。」

市川:
「紫外線のケア用品にもAとB、プラスの記号や数字が載っていますよね。」

小野:
「UVAとUVBの違いは…
Aは窓ガラスなども通過して肌の奥のほうまで入っていきます。一方、Bは肌の表面近くまでしか届きません…が、日差しによる炎症などが起きやすくなります。」

「肌の奥まで届くAはシワやたるみの原因になると言われます。これの対策の指標が「PA」、「プロテクション・グレード・オブ・ユーブイエー」+で表示される数が多いほど対策になると言われています。」
「肌の表面の日焼け、そして強い日差しによる炎症を起こす「B」の対策は「サン・プロテクション・ファクター」「SPF」で表示されています。」
「この数字が大きいほど対策が期待できるんだそうです。」
「「PA」も「SPF」も数字が高ければそれでいいというわけではなく、海へ行くならこれ、買い物程度ならこれ…という具合にTPOにあわせて賢く使い分けていらっしゃる方も多いと思いますね。」

市川:
「これから、どんどん紫外線が強くなりますので、私も もう少し勉強してしっかり賢く紫外線対策しまーす。」

小野:
「最後に、気象台の週間予報でこの先の天気をもう一度、確認しましょう。」

「あすから日曜日までは晴れが続くでしょう。」
「その後は雨マークです。ただ、月曜日は今後、雨マークが消えるかもしれません。最新の予報で確認してください。」
「いまの時期の最高気温は21度くらいが平年並みですので、特に、日曜日は高いでしょう。」

市川:
「ゴールデンウィーク後半が始まります。暑さ対策、紫外線対策を万全にしてお過ごしください。小野さんとお伝えしました。」