福山黒酢「桷志田」 毎年恒例の春の仕込み始まる
霧島市福山町で2025年も黒酢の春の仕込みが始まりました。
あたり一面に広がる壺畑。約2万個が並んでいます。
霧島市福山町の福山黒酢桷志田で毎年恒例の春の仕込みが始まりました。壺に蒸した米や麹を入れたあと、地下水を注ぎ、最後にもう一度麹を振りかけて蓋をします。200年以上受け継がれる伝統製法です。
(福山黒酢・竹下義隆商品管理部長)
「じっくり職人が手入れしてアミノ酸の多い飲みやすい黒酢を醸造していきたい」
黒酢は通常、約1年かけて発酵させますが、桷志田はさらに3年間熟成させることで、よりまろやかな味に仕上がるということです。
春の仕込みは5月中旬まで続くということです。