木樽蒸留器が県伝統的工芸品に指定 県内唯一の職人「苦労したかいがあった 焼酎がもっと広まれば」
うれしいニュースです。3月、everyの特集で放送した焼酎造りに使う「木樽蒸留器」が県の伝統的工芸品に指定されました。職人の津留さんは「悪戦苦闘しながら苦労したかいがあった」と喜んでいます。
3月、県の伝統的工芸品に指定されたのは曽於市にある津留商店の「木樽蒸留器」です。県内で唯一の職人、津留安郎さんが釘や接着剤などは使わず竹で編んだ箍で樹齢80年以上の杉の板を締め付けて作ります。がんで亡くなった父親から受け継いだ技法です。
津留さんは指定を受けて、焼酎がもっと広まればと期待します。
(津留安郎さん)
「悪戦苦闘しながら苦労したかいがあった。これを機に鹿児島の芋焼酎がみなさんに味わっていただきおいしい焼酎があるというのを分かっていただければ一番ありがたい。(父は)空で喜んでいるのではないかな。よかったねと言っているんじゃないかな」
県は、「鹿児島の焼酎造りを支え、伝統的な材料や技法を先代から受け継ぎ、ほとんど手作業で製作されたものである。後世に引き継ぐ必要があり、広く周知につなげたい」としています。
3月、県の伝統的工芸品に指定されたのは曽於市にある津留商店の「木樽蒸留器」です。県内で唯一の職人、津留安郎さんが釘や接着剤などは使わず竹で編んだ箍で樹齢80年以上の杉の板を締め付けて作ります。がんで亡くなった父親から受け継いだ技法です。
津留さんは指定を受けて、焼酎がもっと広まればと期待します。
(津留安郎さん)
「悪戦苦闘しながら苦労したかいがあった。これを機に鹿児島の芋焼酎がみなさんに味わっていただきおいしい焼酎があるというのを分かっていただければ一番ありがたい。(父は)空で喜んでいるのではないかな。よかったねと言っているんじゃないかな」
県は、「鹿児島の焼酎造りを支え、伝統的な材料や技法を先代から受け継ぎ、ほとんど手作業で製作されたものである。後世に引き継ぐ必要があり、広く周知につなげたい」としています。
最終更新日:2025年4月3日 10:47