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ANA客室乗務員が鹿児島に移住し兼業 毎月10日間県内の企業や自治体で勤務

2024年4月4日 19:11
ANA客室乗務員が鹿児島に移住し兼業 毎月10日間県内の企業や自治体で勤務

 全日空は客室乗務員が地方に移住しながら兼業できる制度を設けています。その制度を活用する客室乗務員たちが4日、副知事を訪問しました。

 全日空はおととしから、客室乗務員が地方に移住し、兼業できる制度を設けています。地域の活性化や、客室乗務員に新しい経験を積んでもらうことなどが目的で、今年は全国で23人が制度を利用しています。

 鹿児島は全国で1番多い8人が、国内線や国際線の客室乗務員として勤務しながら、毎月10日間、県内の自治体や企業で働いています。すでに兼業2、3年目の人がほとんどです。

(ヘイタ製茶で兼業2年目 北くるみさん)
「(去年から)霧島市に住んでいる。鹿児島の魅力を知って、もっともっとこれまでつけてきた日本茶の知識や経験をいかして発信していきたいなと思ったので継続した」

(城山観光ホテルで兼業1年目 今屋千尋さん)
「今まで機内ではお客様をお見送りするところまでしかできなかったが、今回はお客様の旅の続きが見られる、そういうところに非常にわくわくしている」

 この兼業制度は来年3月までの予定です。