桜島・錦江湾横断遠泳大会 雨でスタートが遅れる波乱の展開も「忘れられない大会に」
1987年から続く「桜島・錦江湾横断遠泳大会」が今年も行われました。雨でスタートが1時間遅れる波乱の展開となったんですが、参加者は無事に泳ぎ切ることができたのでしょうか?
毎年恒例の「桜島・錦江湾横断遠泳大会」には、県の内外から16チーム、計80人が参加しました。ですが…23日はあいにくの雨。風もどんどん強くなっていました。
(間世田桜子キャスター)
「午前10時をまわりました。磯海水浴場非常に風が強い状況。海も白波がところどころに立っていてかなり荒い」
競技の開始を1時間遅らせて、ようやくスタートです。
桜島から磯海水浴場までの4.2キロを泳ぐ予定でしたが、今回は安全を考慮して、変更。桜島から1キロ先まで泳いだあと、船に乗って磯海水浴場の海岸近くまで移動することになりました。
船から飛び降りた参加者は、陸までの十数メートルを力強く泳いでいました。
(東京からの参加者)
「波が強くて1キロくらいだったがきつかった。残念だが機会あれば4人で参加したい」
(福岡からの参加者)
「横断したかったという気持ちが強い。また天候がいい時に再チャレンジしたい」
(東京からの参加者)
「今日は(天気が)最悪でした。でも開催してくれたこと、スタートを切れたことに感謝はしています。こんな天候でしたけど忘れられない大会です」
(東京からの参加者)
「思い出づくりに鹿児島に泳ぎにきた。泳げたので良かった。開催してくれてありがとう」
無事、全員がゴール。波乱の展開となりましたが、参加者にとって忘れられない大会になったようです。