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H2Aロケット最終号機”50号機” 種子島宇宙センターに深夜の輸送 今年度中に打ち上げ予定

2024年10月1日 20:01
H2Aロケット最終号機”50号機” 種子島宇宙センターに深夜の輸送 今年度中に打ち上げ予定
 H2Aロケット最終号機となる50号機が、種子島宇宙センターへと運び込まれました。H2Aロケット50号機は、温室効果ガスや海面水温などを観測する衛星載せて、今年度中に打ち上げられる予定です。

 成功率約98パーセントと世界最高水準を誇るH2Aロケット。その最終号機の50号機が入った巨大なコンテナが、30日朝に南種子町の島間港から陸揚げされました。

 交通量が少なくなった深夜には種子島宇宙センターへの輸送が始まり、経路上の信号機は、コンテナがぶつからないように向きが変えられました。沿道には、H2Aロケット最後の輸送を見届けようと、多くの見物客が訪れていました。

(茨城から)
「50号機という節目の機体は見に来なきゃと急遽来た。感動しました。最後まで付いて行きたいくらいです」

(見物客)
「自分の好きなH2Aロケットの最終号機なので、はりきって見に行く」

 H2Aロケット50号機は、温室効果ガスや海面水温などを観測する衛星「GOSAT-GW」を載せて、今年度中に打ち上げられる予定です。