お茶の大会「T1グランプリ」優勝 小学4年生が知事に新茶振る舞う
県茶業会議所は塩田知事にかごしま新茶を贈りました。色・味・香り3拍子揃ったいいお茶が出来ていてお茶の大会で優勝した鹿児島市の小学生が知事に振る舞いました。
県庁を訪ねたのは、県茶業会議所の柚木 弘文 会頭など5人で塩田知事にかごしま新茶1キロを贈りました。
メンバーの中には緊張した様子の小学生の姿が。去年、鹿児島市で開かれたT1グランプリの優勝者和田小学校の4年生豊留 旭さんです。
T1グランプリとは県内の小学生を対象にお茶に関する筆記やいれ方の試験を行い“日本茶の茶ンピオン”を決めるイベントです。66人が出場し、豊留さんが見事優勝しました。
豊留さんが塩田知事にお茶を振る舞いました。
(県の担当者)
「競技合計点数92点満点中91点。素晴らしい成績で優勝した児童です」
(豊留旭さん)
「どうぞお召し上がりください」
(塩田知事)
「おいしいね。さすが91点だね」
今年は、天候には恵まれなかったものの、「色・味・香り」3拍子揃った新茶が出来ていると言います。
(県茶業会議所 柚木弘文会頭)
「ペットボトルに変わりつつある飲み方もゆっくり味わってもらう急須で飲んでもらう豊留君のあの年代がやってくれることに感銘を受けた茶育も広げていく必要がある」
(豊留旭さん)
「鹿児島のリーダーに茶を入れたのは初めてで緊張した。味が濃かったり甘みがあったり茶によって違うからおいしいし面白い」
豊留さんは、かごしま茶のおいしさを広めたいと話していました。