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「やっぱりかごしま茶はうまい」八十八夜献茶祭 収穫されたばかりの新茶を奉納

2024年5月1日 19:51
「やっぱりかごしま茶はうまい」八十八夜献茶祭 収穫されたばかりの新茶を奉納
 5月1日は立春から数えて88日目の「八十八夜」。新茶がおいしい季節です。鹿児島市では献茶祭が行われ、茶業の発展が祈願されました。

 献茶祭は、お茶文化の伝承と、かごしま茶の消費の拡大を目的に立春から数えて88日目、「八十八夜」となる日に毎年行われています。

 県内の製茶業の近代化に貢献した樋渡次右衛門の記念碑に、収穫されたばかりの新茶を奉納し、茶業の発展を祈願しました。

 また、日本礼道小笠原流による野点も行われ、関係者が新茶を楽しみました。

(関係者)
「おいしいですね。やっぱりかごしま茶はうまいです」

 今年は気温の上昇にともない順調に芽が伸びて、「色・味・香り」、三拍子そろった新茶になったということです。

(間世田桜子キャスター)
「いただきます。いい香り。お茶の華やかな香りを楽しめます。後味がさわやかでとっても美味しい」

(県茶業会議所 柚木 弘文 会頭)
「急須のない家庭が多いということなので、急須と湯呑を買っていただいて、鹿児島の日本一早い新茶を家族団らんでゆったりとしたひとときを味わっていただきたい」

 ことしの新茶の出荷量は4月末時点で約2290トンと雨の日が多いことなどから、去年より約400トン少ないということです。