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梅雨や台風シーズンに備え 国道10号で遮断機下ろし通行止めにする訓練

2024年5月23日 18:47
梅雨や台風シーズンに備え 国道10号で遮断機下ろし通行止めにする訓練

 鹿児島市と姶良市を結ぶ国道10号では、台風や大雨などの影響で通行止めになることがあります。本格的な梅雨や台風シーズンを前に、遮断機おろし通行止めにする訓練が行われました。

(号令)
「遮断機を下ろしてください」

 姶良市重富の国道10号で行われたのは遮断機の操作訓練です。この遮断機は、1993年の8.6水害をきっかけに設置され、降り始めからの雨量が200ミリを超えたり、周辺で土砂崩れのおそれがあると下ろされます。姶良市の重富から鹿児島市吉野町の仙巌園前までの、11.3キロメートルが通行止めとなります。

 訓練には鹿児島国道事務所の職員25人が参加。若手職員がハンドルを回し、遮断機を下す手順を確認しました。

(鹿児島国道事務所溝口 小梅さん)
「大雨が降った際には、通行止めを行うこともありますが、皆様には不要不急の外出を控えていただくなど皆様にもご協力いただきたいと思っております」

 国道10号の遮断機は2023年8月に台風6号が接近した際、約24時間下ろされたということです。