14日の県内は各地で暖かく過ごしやすい1日となりました。ただ、来週は天気が一転、真冬並みの寒さとなり厚手のコートが必要になりそうです。

（記者）
「午後2時半の鹿児島市。時折冷たい風が吹くが上着1枚でも過ごしやすい。公園の河津桜は見ごろのピークを迎えている」

　鹿児島市吉野公園の河津桜は1週間ほど前に満開に。花は来週いっぱいまで楽しめるということです。

　一方、ソメイヨシノはほとんどがまだ固いつぼみでした。ウェザーニュースによりますと開花の予想は3月19日。28日ごろには満開になる予想です。

　県内は14日朝は少し肌寒かったものの各地で暖かく過ごしやすい1日となりました。最高気温は奄美地方では20度を超え、鹿児島市でも18.4度を観測しました。

（子ども）
「きょう暑くてめっちゃ寒くて変な日」

　お別れ遠足で公園を訪れていた吉野小学校の子供たちは。

（吉野小児童）
「今はめっちゃ暑い」

　しかし、来週には天気が一転。真冬の寒さとなるところが多いということです。

（吉野小児童）
「えー！外で遊んであたたかくしたい」

（公園に来ていた人）
「衣替えのタイミングがいつなのかな？って感じ。寒いし」

　土日に広い範囲で雨が降ったあと来週は西高東低の冬型の気圧配置になります。

（福岡良子気象予報士）
「天気図を見ていくとあす、前線を伴った低気圧が鹿児島に近づく予想。日曜日にかけて鹿児島を進んでいくがその影響で土日は広く雨となる。低気圧が月曜日にかけて発達しながら北上する。そうすると西高東低の冬型の気圧配置。つまり雨の後は一気に冬の寒さに逆戻りとなる」

　厚手のコートなど防寒対策が必須になりそうです。

（福岡良子気象予報士）
「最低気温は月曜日以降は5℃前後まで冷え込む予想で厳しい寒さとなりそう。まだ冬物のコートの出番があると思うのでしまわずにとっておいていただけたら」

　まさに「三寒四温」となり、本格的な春の陽気の訪れはもう少し先になりそうです。