【変化】5類移行から1年 新型コロナ&マスクへの意識は?街頭で調査 企業努力で“売り上げ1.5倍”の飲食店も…
新型コロナが5類に移行してから1年。コロナへの意識はどうでしょうか?生活スタイルが変わり外食をする人が減ったと言われる中、企業努力でコロナ前より売り上げを伸ばした飲食店もあります。
(内田直之キャスター)
「新型コロナウイルスが5類に移行してから1年。街の人はどれぐらいの方がマスクを着用しているのか?調べます」
平日の昼頃に天文館のアーケードを歩きすれ違う人がマスクを着けているかどうか確認します。この調査。every.は、これまで3回行っています。マスクの着用ルールが変更された去年3月。5類に移行した去年5月、そして、半年前の去年11月。果たしてどう変わったのでしょうか?
(内田直之キャスター)
「マスクありの方が49人、マスクなしが89人という結果になりました。マスクを着けていない片、かなり増えてます」
マスクを着けない人は全体の64%。時が経つにつれ格段に増えていることがわかりました。
(鹿児島市民・60代)
「コロナへの意識はだいぶ薄れてますね。お店に入って消毒液があっても消毒しないことも」
(鹿児島市民・22歳)
「流行り出したのが高校生だった。学校に行けなかったりリモートだったり」
修学旅行は行けましたがみんなマスクを着けていました。改めて、いま思うことは?
(鹿児島市民・22歳)
「表情が見えるのがこんなにいいことなのかなと実感しました」
(鹿児島市民・20代)
「外に飲みに行く機会が減った。家で過ごす時間が増えたので。家がきれいになった。あの期間も悪くなかったのかなと思う」
一方、マスクを着ける人は。
(大阪から観光客・70歳)
「色んな意見があるが自分を守る方法としては一番いいかなと思ってやっている。年齢的な事もあるので自分は自分で守るしかないかなと思っている」
マスクが当たり前になった人もいます。タクシーの運転手です。
(タクシー運転手)
「色んなお客が利用する。中にはマスクを着けてないことに不安を感じる人もいるので。着けた方が無難という考えの運転手が大半ですね」
外食の機会が減ったと言われる中、老舗の郷土料理店を訪ねました。創業78年を迎える吾愛人。料理長の本田さんです。時短要請が解かれた直後、3年前に話を聞いた所、時短の期間をこう振り返っていました。
(吾愛人・本田博道料理長)
「長かったです。すごく長かったです。時短があけたらより一層いいサービスを。僕たちは板前なのでいい料理を提供したい」
(内田直之キャスター)
「当時、前向きなコメントをされていましたがこの3年間を振り返っるといかがですか?飲食業界は」
(吾愛人・本田博道料理長)
「ものすごく苦しい期間だった。コロナの期間は。我々板前、社員一同、色んな勉強ができた。いい経験ができたと思う」
吾愛人は、コロナ禍の中、4店舗すべての建て替えやリフォームを行い一新しました。個室を増やした所、世の中の動きにマッチしたため家族や旅行客など少人数の来店が増えたそうです。メニューも見直しを行い、店舗ごとの差をなくすようにしました。こうした企業努力の結果、売り上げはコロナ前の1.5倍に増えたそうです。5類への移行から1年。料理長は改めて、仕事のやりがいを感じていました。
(吾愛人・本田博道料理長)
「客が隣同士でお話しされたりするのを見ると嬉しい。客の顔を見ながら料理を作るのも嬉しいし全然違いますね」
コロナへの警戒心は下がる中、感染症の専門家は5類に移行した後の1年をこう振り返ります。
(鹿児島大学大学院・西 順一郎教授)
「まだまだかかっていない人が多いために流行を繰り返した一年だったと思う。特にお盆を中心とした第9波、お正月の第10波というのは以前の流行の波と同じぐらいの流行が起きたと思う」
今後の見通しは。
(鹿児島大学大学院・西 順一郎教授)
「去年もおととしもこの時期からだんだん増えて行って夏休み、お盆をピークに大きな流行になっていたので今年も間違いなくそういう方向に進むのではないかと思う」
ただ、インフルエンザと同じような感染症と受け止め過剰な対応をとる必要はないと言います。
(鹿児島大学大学院・西 順一郎教授)
「感染対策として一番大事なのは換気、近い距離で空気で吸うので換気が一番大事だと思う」
(内田直之キャスター)
「新型コロナウイルスが5類に移行してから1年。街の人はどれぐらいの方がマスクを着用しているのか?調べます」
平日の昼頃に天文館のアーケードを歩きすれ違う人がマスクを着けているかどうか確認します。この調査。every.は、これまで3回行っています。マスクの着用ルールが変更された去年3月。5類に移行した去年5月、そして、半年前の去年11月。果たしてどう変わったのでしょうか?
(内田直之キャスター)
「マスクありの方が49人、マスクなしが89人という結果になりました。マスクを着けていない片、かなり増えてます」
マスクを着けない人は全体の64%。時が経つにつれ格段に増えていることがわかりました。
(鹿児島市民・60代)
「コロナへの意識はだいぶ薄れてますね。お店に入って消毒液があっても消毒しないことも」
(鹿児島市民・22歳)
「流行り出したのが高校生だった。学校に行けなかったりリモートだったり」
修学旅行は行けましたがみんなマスクを着けていました。改めて、いま思うことは?
(鹿児島市民・22歳)
「表情が見えるのがこんなにいいことなのかなと実感しました」
(鹿児島市民・20代)
「外に飲みに行く機会が減った。家で過ごす時間が増えたので。家がきれいになった。あの期間も悪くなかったのかなと思う」
一方、マスクを着ける人は。
(大阪から観光客・70歳)
「色んな意見があるが自分を守る方法としては一番いいかなと思ってやっている。年齢的な事もあるので自分は自分で守るしかないかなと思っている」
マスクが当たり前になった人もいます。タクシーの運転手です。
(タクシー運転手)
「色んなお客が利用する。中にはマスクを着けてないことに不安を感じる人もいるので。着けた方が無難という考えの運転手が大半ですね」
外食の機会が減ったと言われる中、老舗の郷土料理店を訪ねました。創業78年を迎える吾愛人。料理長の本田さんです。時短要請が解かれた直後、3年前に話を聞いた所、時短の期間をこう振り返っていました。
(吾愛人・本田博道料理長)
「長かったです。すごく長かったです。時短があけたらより一層いいサービスを。僕たちは板前なのでいい料理を提供したい」
(内田直之キャスター)
「当時、前向きなコメントをされていましたがこの3年間を振り返っるといかがですか?飲食業界は」
(吾愛人・本田博道料理長)
「ものすごく苦しい期間だった。コロナの期間は。我々板前、社員一同、色んな勉強ができた。いい経験ができたと思う」
吾愛人は、コロナ禍の中、4店舗すべての建て替えやリフォームを行い一新しました。個室を増やした所、世の中の動きにマッチしたため家族や旅行客など少人数の来店が増えたそうです。メニューも見直しを行い、店舗ごとの差をなくすようにしました。こうした企業努力の結果、売り上げはコロナ前の1.5倍に増えたそうです。5類への移行から1年。料理長は改めて、仕事のやりがいを感じていました。
(吾愛人・本田博道料理長)
「客が隣同士でお話しされたりするのを見ると嬉しい。客の顔を見ながら料理を作るのも嬉しいし全然違いますね」
コロナへの警戒心は下がる中、感染症の専門家は5類に移行した後の1年をこう振り返ります。
(鹿児島大学大学院・西 順一郎教授)
「まだまだかかっていない人が多いために流行を繰り返した一年だったと思う。特にお盆を中心とした第9波、お正月の第10波というのは以前の流行の波と同じぐらいの流行が起きたと思う」
今後の見通しは。
(鹿児島大学大学院・西 順一郎教授)
「去年もおととしもこの時期からだんだん増えて行って夏休み、お盆をピークに大きな流行になっていたので今年も間違いなくそういう方向に進むのではないかと思う」
ただ、インフルエンザと同じような感染症と受け止め過剰な対応をとる必要はないと言います。
(鹿児島大学大学院・西 順一郎教授)
「感染対策として一番大事なのは換気、近い距離で空気で吸うので換気が一番大事だと思う」