海上自衛隊の大型無人機シーガーディアンが6月7日、鹿屋市の上空を初めて飛行することが分かりました。塩田知事は住民の安心安全に万全を期すよう要請すると述べました。

　海上自衛隊は、有人の哨戒機などで行う警戒監視などの任務を無人機を活用してできないか検証するため、青森県の八戸航空基地を拠点に大型無人機「シーガーディアン」を試験的に運用しています。

　防衛省は今年2月、自衛隊の鹿屋航空基地を拠点に加えることを明らかにしていました。防衛省関係者によりますと来月7日に鹿屋市の上空を初めて飛行することがわかりました。

　県には、5月27日に防衛省から「来月中に3回程度鹿屋基地への離着陸を計画している」と連絡があったということです。

（塩田知事）
「国際情勢安全保障環境が厳しいなかで国で安全保障上の観点から色んな取り組みの必要性は地元としては一定の理解している。どういう飛行になるのか情報提供と住民の安心安全は万全を期してほしいと県としては再度要請したい」

　塩田知事は防衛省が日程を正式に発表した段階で、文書で要請するとのべました。