本格的な受験シーズンを前に、宮城・南三陸町の特産『タコ』をモチーフにした合格祈願の縁起物の制作が、ピークを迎えている。

森尾絵美里アナウンサーリポート
「丸いフォルムに愛くるしい表情。見ているだけで癒されますが、オクトパス君を持ってみると意外とずっしり重いんです」

オクトパス君は、置くと試験をパスできるという語呂あわせから合格祈願のグッズとして受験生に人気だ。

今の時期、南三陸町入谷の工房では、色塗り作業がピークを迎えている。

色塗りはひとつひとつ手作業で、表情が決まる目を入れる時に最も気持ちを込めるという。

南三陸YES工房・佐藤恵子さん
「一生懸命頑張っている受験生には、このオクトパス君を横目でちょっとこう見ながらほっとしていただいて、笑顔で見ていただくのが一番かなと思います」

オクトパス君は1日に50個～60個ほど制作され、町の商店街やインターネットで販売されるという。