仙台市にある東北工業大学では、職員や学生を対象に女性特有の痛み”生理痛”の体験会が行われた。

体験者）うおー。え、これ平均ですか？

10日、東北工業大学で行われたのは機械を使った「生理痛」体験。

お腹にパッドを貼り電気を流すことで、生理痛のような痛みを体験することができるもので、強さは「弱」「中」「強」の3段階。

生理痛は、女性にも個人差がある。

10日は、希望した教職員や学生30人が体験した。

東北工業大学・渡邉浩文学長）いたっ…ちょっとこれ立てないんじゃない？

体験者）お腹の奥にくるような痛みで、感じたことない痛みでした

東北工業大学・渡邉浩文学長
「（生理痛を）申し出る背景には、こういう痛みがあってというのを実感として味わえたというのは大きい。きょうのような研修・体験を通じて、実体験として理解できる人間がいるのは、雰囲気づくりに役立つのかなと感じた」

東北工業大学では、この研修を通して「体調変化への理解を深め、働きやすい職場環境を実現していきたい」としている。