宮城の子どもは「肥満」傾向、全国1位に小5女子 全国2位に中3女子・2024年度学校保健統計調査
文部科学省が2024年度に実施した全国の子どもの発育状況に関する調査結果を、公表した。
宮城県内の子どもは「肥満傾向」の割合が高く、小学5年生の女子が全国1位となったことが分かった。
文部科学省は、毎年全国の5歳~高校3年生までの身長や体重などを調べる「学校保健統計調査」を行っている。
その結果が12日に公表され、宮城県内で肥満度が20%を超える「肥満傾向」の子どもの割合が、男子は9割以上 女子は8割以上の年代が、全国平均を上回った。
このうち、小学5年生の女子は16・82%で全国1位となったほか、中学3年生の女子が全国2位、小学2年生・中学2年生の男子が全国3位等となっている。
県は、食習慣や親の生活の影響など複合的な要因があるとみて、食育の推進や体を動かす習慣を呼びかけていくという。
最終更新日:2025年2月12日 20:00