<宿泊税>9月定例議会に条例案提出 議会で激しい論戦へ 村井知事「効果的な施策を県民の声にしっかりと耳を傾け検討していく…」(宮城県議会)
村井知事は、18日開会の宮城県議会9月定例会に、『宿泊税』に関する条例案を提出した。
今後、議会で激しい論戦が交わされる見通しだ。
村井知事は、18日日開会の県議会9月定例会に『宿泊税』導入に向けた条例案を、提出した。
『宿泊税』は、県内で宿泊した人に対し、1人1泊あたり300円を課税するもので、
見込まれる年間11億円の税収は、日本全体のうち0.5%に留まる宮城県内へのインバウンド客の受入れ整備など観光振興の財源にする考えだ。
18日の議会で、村井知事は9月12日の県民説明会で自らが住民と意見を交わしたことを報告したうえで、改めて『宿泊税』導入の意義を述べた。
議会での村井知事
「参加された皆様から、これまでの取組やこの先の観光振興に関して貴重なご意見を直接うかがうことができました。 今後とも、財源を活用した効果的な施策のあり方について、 県民の皆様の声にしっかりと耳を傾け検討を進めてまいります」
9月定例会は10月17日までで、導入の是非などをめぐり激しい議論が交わされる見通しだ。