<宿泊税>村井知事「現段階で条例案を取り下げる予定ない」 改めて導入に意欲(宮城)
一部の事業者や県議会会派から反対や見送りの声があがる『宿泊税』について、宮城・村井知事は「現段階で条例案を取り下げる予定はない」と述べ、改めて導入に意欲を示した。
村井知事
「今の段階で、取り下げは考えておりません」
『宿泊税』について、村井知事は11日の定例会見でこのように述べ、改めて導入に意欲を示した。
宮城県と仙台市が導入を進める『宿泊税』は、料金6000円以上を対象に1人あたり1泊300円を課税し、観光振興に活用するもの。
しかし、宿泊事業者から「利用者の負担が増える」など反対の声が相次いでいるほか、県議会の2つ会派からも条例案提出見送りの要望が出ている。
村井知事
「自分としては、しっかり成果を出せるものだと思っている。できる限り丁寧に説明してまいりたい。なんとしても可決していただけるよう、誠心誠意努力していく」
村井知事は、12日 県民向け説明会に参加するとともに、18日から開かれる県議会に条例案を提出する方針だ。