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政務活動費でポイント受取り問題…手引書を改定など求め、市民団体が意見書提出 宮城

2025年3月18日 19:20
政務活動費でポイント受取り問題…手引書を改定など求め、市民団体が意見書提出 宮城

県議会と仙台市議会の議員が政務活動費を支出した際、クレジットカードなどのポイントを受け取ってきた問題で、仙台の市民団体は、ポイントを私的に利用されないようルール策定を求める意見書を両議会に提出した。

18日、県議会と仙台市議会に意見書を提出したのは、仙台市民オンブズマンのメンバー3人。
意見書では、議員の政務活動費の原資は税金であり、クレジットカードの利用で還元されたポイントを私的に利用することは許されないとしたうえで政務活動費の手引書を改定などを求めている。

仙台市民オンブズマン 畠山裕太 副代表
「 (政務活動費の)原資が税金なのでカードで得られたポイントも公金だろう。公益のために利用すべきで議員が私的に利用することはだめである。」

仙台市議会 橋本啓一 議長
「キャッシュレスの支払いが一般的になっているので、議員も書籍はじめ政務活動費には当然カードで支払いしていたことはあった。疑念を抱かれないように検討していきたい」

仙台市議会の橋本啓一議長は議員でつくる検討会議で、対策を講じる考えを示した。

最終更新日:2025年3月18日 19:20