岩手・大船渡市での大規模な山林火災に派遣されていた仙台市消防局の隊員が、19日現地から戻りました。

泉消防署には、消防車や大型水槽車など車両15台とともに49人の隊員が大船渡から帰ってきました。

仙台市消防局では、火災発生以来現地に緊急消防援助隊を7回に渡って送り出していて、今回の隊員の帰着で派遣任務は終了となりました。

仙台市消防局では、消防庁からの緊急消防援助隊の派遣要請を受け、出火当日の2月26日～㋂19日までに災害派遣としては過去最多となる延べ1433人が消火活動や残り火の確認などにあたりました。

19日は解隊式が行われ、市消防局の阿部和彦次長が「獅子奮迅の頑張りによって鎮圧できたことを誇りに思う」と隊員を労いました。

指揮支援隊・山田敏夫隊長
「無事に事故なく隊員のケガなく、全員戻ってこられたということにホッとしております」

仙台市消防局では、今後も同様の災害の発生時には迅速に対応できるよう、今回の反省を活かして準備したいとしています。