仙台を拠点に活動する4人組ロックバンド『モンキーマジック』のメンバーが、仙台城跡の魅力をPRするアンバサダーに就任した。

24日午前、仙台市役所で委嘱式が行われ、『モンキーマジック』のメンバーに仙台城の大手門がプリントされた盾やなどが贈られた。

今回のアンバサダー就任は、伊達政宗が築いた仙台城跡を応援したいという『モンキーマジック』からの申し出により実現した。

仙台城跡の石垣は、2021年と22年の地震で大きな被害を受け、クラウドファンディングで2025年3月までの全面復旧を目指している。

また、発掘調査では、1945年の仙台空襲で焼失した大手門の礎石跡が見つかるなど、仙台城跡への注目度が高まっている。

仙台城跡の魅力をPRするアンバサダーは、『モンキーマジック』が初めてで、仙台市は仙台城跡のイメージアップを図りたい考えだ。

仙台市・郡市長
「国内外に強い発信力のあるモンキーマジックさんたちの力を借りて、多くの人に楽しんでほしい」

モンキーマジック・ブレイズさん
「伊達政宗、大好き。一番かっこいい侍だと思う。仙台市とコラボレーションできるのが本当に楽しみ」

『モンキーマジック』は、2年間アンバサダーとしてSNSでの情報発信や、市が制作する動画などに出演するという。