10日、仙台市内では労働災害などの問題に詳しい連合宮城のスタッフ4人が電話相談に応じている。
この電話相談は年末の繁忙期で労働時間が増える中、長時間労働など働く人の悩みに応えようと「連合」が毎年全国一斉に行っているもの。

10日の午前中には、アルバイトの男性から時給が800円で県内の最低賃金（973円）を下回っているという相談や会社から育休取得の許可がもらえないという男性社員からの相談が寄せられていた。

連合宮城 大黒雅弘会長
「一人で悩まずに電話を頂きたい と思うし、女性のアドバイザー も配置しているので女性の方々 にも気軽に電話を頂ければ」

電話相談は全国共通（0120-154-052）で11日午後6時まで無料で受け付けている。

寄せられた相談には労働条件についての法的な基礎知識を説明したり内容が重大なケースでは労基署に通報することもあるという。