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「東日本大震災の恩返し」宮城から支援 募金活動も<能登半島地震>

2024年1月4日 20:50
「東日本大震災の恩返し」宮城から支援 募金活動も<能登半島地震>

4日午前、能登半島地震の被災地支援のため、東北地方整備局の緊急災害対策派遣隊6人が仙台市を出発した。派遣隊は新潟や富山に入り、支援活動の統括や被災地での給水活動にあたる予定。また、東北地方整備局の給水車2台も出発した。

<東北地方整備局 仙台河川国道事務所 田中誠柳 所長>
「東日本大震災も多大なるご支援を全国各地からいただいたので、今回はしっかり恩返しという思いを込めて活動を行ってほしい」

派遣は1週間程度の予定だが、要請次第で延長するという。


また、宮城県南三陸町の「さんさん商店街」では、4日から募金活動が始まった。商店街の27店舗全てに募金箱が設置されている。

<募金した人は>
「地震にあった私たちもその時の辛さが分かるから、少しでも協力になれば良いなと思って」


「さんさん商店街」は震災後、石川県金沢市の「せせらぎ通り商店街」から寄付金などの支援を受けたことがあり、今回、集まった募金は石川県内の被災地へ届けられる。

<土産物店の店主>
「少しでも恩返しというのはあれですけど復興の一助を協力したいなと思います」

<南三陸さんさん商店街 事務局 佐藤潤也さん>
「石川県は非常に特別な存在というか、商店街にとっては非常に結びつきが強い。希望を持ってほしいなと思います」

募金箱は来月いっぱい設置される。