20代の女性にわいせつな行為をしたとして逮捕された元大学教授の男の身柄が、17日仙台地検に送られた。

送検されたのは、元・宮城学院女子大学教授の今林直樹容疑者(61)。

警察によると、今林容疑者は教授を務めていた今年7月26日午後6時頃、仙台市青葉区の建物内で20代の女性に対しわいせつな行為をした疑いが持たれている。

女性からの届け出によって事件が発覚したもので、警察は被害者保護の観点からとして、今林容疑者の認否を明らかにしていないが、余罪があるかどうかを含め慎重に捜査している。

また、宮城学院女子大学によると、今林容疑者はセクハラ行為を理由に10月10日付けで懲戒解雇処分となっていて、大学側は「今回の事態を深刻に受け止め再発防止に努めてまいります」としている。