金正恩氏「統一という非現実的な認識を払拭」と強調 “道路”など爆破
北朝鮮の金正恩総書記は、韓国とつながる道路などを今週、爆破したことについて、「統一という非現実的な認識を払拭した」と強調しました。
北朝鮮メディアによりますと、金総書記は17日、韓国との軍事境界線付近の一部を管轄する軍の部隊を視察しました。
金総書記は戦闘待機態勢に入った部隊の準備状況を確認し、韓国について「“他国”であり、明白な敵国であるという事実を今一度認識すべきである」と指摘しました。
また、北朝鮮が今週、韓国とつながる道路などを爆破したことについて、「悪縁を絶ちきり、統一という非現実的な認識を払拭した」と強調しました。
その上で、「我々の攻撃力が使用されることがあれば、それは同族でなく、敵国に対する合法的な報復行動になる」と主張し、韓国をけん制しました。