【続報】4月上旬まで保育園に出勤「優しく真面目」、海岸に仙台市の女性保育士(35)の遺体、“殺人”か
13日、宮城・岩沼市の海岸で、仙台市の35歳の保育士の女性が遺体で見つかり、警察は殺人事件の可能性があると見て捜査している。
女性は、4月上旬までは保育園に出勤していたという。
三浦理瑚記者リポート
「事件発覚から一夜が明けた現場は、現在も規制線がはられています。女性は砂浜であおむけになった状態で発見されたということです」
遺体が見つかったのは、岩沼市下野郷の海岸。
警察によると、13日午前10時過ぎ「人が倒れている」と、近くを散歩をしていた人から110番通報があった。
駆けつけた警察官が確認したところ、仙台市太白区の保育士・行仕由佳さん(35)が服を着たまま仰向けに倒れていて、その場で死亡が確認された。
警察は、胸などに傷があったことから、殺人事件の可能性があると見て捜査している。
これまでに、所持品は見つかっていない。
行仕さんは「1人で出かけてくる」と家を出た後、行方がわからなくなっていて、家族が行方不明届を出していた。
近隣住民
「(Qご近所のトラブルは?)多分ないと思いますよ。長いことここに住んでますけど、そういったことはないので今までも。お子さんいらっしゃるからね、 早く(犯人が)見つかるといいと思います」
行仕さんが勤務していた仙台市の保育園によると、行仕さんは4月上旬までは出勤していて、変わった様子はなかったという。
捜査関係者によると、遺体に目立った腐敗はなく、最近になって死亡したとみられ、遺体を解剖して死亡した時期や死因の特定を急いでいる。
保育園の関係者は、ミヤギテレビの取材に対し行仕さんは担当クラスを持っていて優しくて真面目な先生で、今回の事件を受けて保育園の全員が驚きとても悲しいと話していた。