<新米の品質調べる等級検査>例年より1週間ほど早く始まる ”猛暑の影響なく品質の良いコメに仕上がる”(宮城・石巻地域)
宮城・石巻地域で収穫された新米の品質を調べる等級検査が、例年より1週間ほど早く11日から始まった。
石巻市桃生町にあるJAの倉庫で行われたのは、8月下旬から市内の農家15軒が収穫したひとめぼれやササニシキなど合わせて88トンの検査。
検査員が、抜き取ったサンプルの艶や色・水分量などを調べた。
今年は、猛暑の影響もみられず品質の良いコメに仕上がっているということで、11日に検査したコメのほとんどが「一等米」と判定された。
JAいしのまき・米穀課 亀山宏道課長
「普段と変わらないような美味しいお米を届けられればと、思っています。消費者のみなさまには、もうちょっと待っていただければと 思います」
等級検査は、10月まで続き、11日に検査されたコメは来週9月21日からJAいしのまきの直売所などで販売される。