古くから地域でネコを可愛がり石碑も多く残されている宮城・丸森町で、「猫神祭」が23日開かれた。

かつて養蚕業が盛んだった丸森町。

町内には、ネズミからカイコを守るネコを祭った猫神様の石碑が、80基残されている。

「猫神祭」はその文化を知ってもらうと共に町の活性化につなげようと、2年前に地元の振興公社が始めたもの。

会場となった施設には、ネコの耳を取り付けた鳥居が設けられた他、ネコがデザインされた食器など様々なネコにまつわるグッズの販売も行われ、人気を集めていた。

訪れた人「ネコグッズに溢れていて、かわいくてとてもいいなと思いました。ネコが大好きなので、身近に猫神様が見られるのは、写真もそうですし、すごい良いです」

会場では、ネコ形こけしの絵付け体験も行われるなど、訪れた人は「猫神祭」というユニークな催しを楽しんでいた。