宮城県内は約4万5500人が犠牲になった太平洋戦争 宮城県護国神社で追悼式典「みんなが安心で暮らせる世の中に」
宮城県護国神社で行われた式典には、遺族ら60人が参列した。
太平洋戦争では県内では約4万5500人が犠牲となった。
式典では戦没者への慰霊と感謝を込めた玉串などを捧げた。
そして政府主催の「全国戦没者追悼式」に合わせ1分間の黙とうをして冥福を祈った。
父が中国で戦死
「父親の顔は写真でしかわからない。みんなが安心で暮らせる世の中になってほしい」
祖父が出征後、生還
「先の大戦で亡くなられた人を偲ぶこともあるし、今の日常があることの感謝の気持ちをこめて娘と一緒に参拝した」
年々遺族の高齢化が進んでいて参列者は、子や孫に戦争の悲惨さを伝えたいと話していた。