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【そもそも.】『仙台すずめ踊り』って?ルーツは伊達政宗より前に…

2024年5月17日 20:30
【そもそも.】『仙台すずめ踊り』って?ルーツは伊達政宗より前に…

いよいよ、18日から「仙台・青葉まつり」が開幕する。
まつりで披露される『仙台すずめ踊り』の背景に迫る。

そもそも『仙台すずめ踊り』って?

『すずめ踊り』はいつからあるのか?
「仙台・青葉まつり」の会場の1つ、定禅寺通で皆さんに聞いた。

Qいつからあるんですか?
「分からない。小学校の運動会でみんなでやる、学年ごとのやつで。(Qなんで踊っているのか?)スズメがいっぱいいるから?」
Q青葉まつりに欠かせないものといえば?
「やっぱりすずめ踊り。」
Qいつからあるんですか?
「なんか江戸時代にお城を作る時に皆さん踊ったのが始まりとか…」
「伊達政宗か分からないけれど、なんかの武将がお祝いで即興で踊って作ったみたいな?」
Qそれより大本があったらしい?
「学校ではそう習ったから、その前の話は分からない」

『すずめ踊り』はいつからあるのか

『すずめ踊り』といえば「青葉まつり」ということで、「仙台・青葉まつり」副実行委員長の髙橋さんに話を聞いた。

伊達政宗が築城した仙台城、1603年に完成。
これを祝おうと宴が開かれ、政宗が「きょうは無礼講で」と築城に関わった家臣や大工など職人さんが気持ち良くお酒を飲んでいたそう。
この席で、大阪から来た石工(石垣などを担当した職人)が、即興で披露したのが『仙台すずめ踊り』の始まりと言われている。

その一方で…

「職人達の踊りには由来があったのでは…」という説も

室町時代に遡ると、〝風流踊り〟という太鼓や笛の音色に合わせ様々な種類の踊りが、各地で流行ったそう。
この風流踊りの1つとして『すずめ踊り』が全国各地に既にあった。

堺から来た職人達もこの踊りを知っていたのではないか?
政宗公の前で披露した踊りはこれが元になったのではという。

戦争で衰退するも、苦労の末に復活!

『仙台すずめ踊り』は、昭和に戦争を挟み大きく衰退してしまう。
戦後、復活への機運が高まっていくが、一番大変だったのは、踊りに欠かせないお囃子だったそう。
かろうじて残されていたテープの音色を聞いて、音の内容を譜面に起こしプロの演奏家に依頼してそれを録音、これを練習用の音源として活用し、振り付けもテキストを作った。

大変な苦労があって復活を遂げた『仙台すずめ踊り』
「仙台・青葉まつり」副実行委員長の髙橋さんも復活に携わっていて、運動会でやりたい!子供会でやりたい!などの声に応えて、小学校などにもよく教えに行ったそう。

そして、1987年の第3回「仙台・青葉まつり」から、すずめ踊りコンテストを開くなどすずめ踊りは祭りに欠かせないピースとなっていく。
お祭りは、今年で40回目、127の団体3800人がすずめ踊りを披露する。
この中には、最初に紹介した職人の故郷=大阪・堺の団体も参加するそうだ。

観客の飛び入り参加が、5年ぶりに復活するなど、ほぼコロナ前と同じ内容だという。

『すずめ踊り』を見て、踊って楽しんでみてはいかが?

そもそも「仙台すずめ踊り」って?

仙台青葉まつりは5月18日(土)・19日(日)に開催

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