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仙台で感染性胃腸炎増加…十分な加熱や手洗いの徹底呼びかけ 仙台市定点調査

2025年3月6日 9:47
仙台で感染性胃腸炎増加…十分な加熱や手洗いの徹底呼びかけ 仙台市定点調査

仙台市の小児科1医療機関あたりの感染性胃腸炎の患者数が2週連続で増加しています。
市内では集団感染を疑う事例の報告も続いているとして注意を呼び掛けています。

仙台市の定点調査によりますと、3月2日までの1週間、小児科での感染性胃腸炎の患者数は1医療機関あたり8.63人と前の週より1.30人増えました。
これは2週連続の増加です。

市内では集団感染を疑う事例の報告も続いているため、石けんと流水による手洗いや、食品を85~90℃で90秒以上加熱するなどの予防対策を。
また、ウイルスはアルコール消毒剤の効果が低いため、手すりやドアノブ、床などの消毒には塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)を使用するよう呼びかけています。

加えて、伝染性紅斑、いわゆる「りんご病」も1医療機関辺り2.52人で前の週より0.78人増えていて2週連続の増加です。

市では手洗い、うがいなどの基本的な感染対策を呼びかけています。

最終更新日:2025年3月6日 9:47