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今年の中身は?食の力で被災地応援「東北福興弁当」、東北の海・山・大地の恵み詰まった…販売は7日から

2025年3月5日 19:30
今年の中身は?食の力で被災地応援「東北福興弁当」、東北の海・山・大地の恵み詰まった…販売は7日から

震災直後から食の力で被災地の応援を続ける「東北福興弁当」。
今年のリニューアル内容が、5日にお披露目されました。

安斎アナインサーリポート
「2011年に登場した東北福興弁当。リニューアルを続け、あさって7日から販売されるのがこちら第13弾です」

“駅弁を通した食の力で被災地域を応援する”をコンセプトに、東日本大震災後の2011年10月から始まった「東北福興弁当」。

これまでにリニューアルを続け通算出荷数は100万食を突破しています。

今年リニューアルされた中身には、宮城県産ひとめぼれを青森県産のサメ節のだしと秋田県産の比内地鶏スープで炊いた茶飯や、福島牛入りのハンバーグ、その上に乗っているのは摘果され本来は捨てられてしまう若桃の甘露煮など。

東北6県15事業者による海・山・大地の恵みが詰められています。

生芋玉こんにゃく煮を提供・山形の事業者
「少しでも東北の皆さんが笑顔を取り戻せるようなお手伝いができたら」

きゅうり味噌漬けを提供・福島の事業者
「こだわりがぎゅっと詰まっているので、一つ一つ味わいながら説明を読みながら食べると、味が変わってくる。美味しさが倍増する」

JR東日本クロスステーション フーズカンパニー 安部基宏弁当事業部長
「これまでだったらフードロスに繋がっていたような食材も、新たな美味しい食材として活用する知恵も含まれた東北の味。東北の食の魅力を感じながら食べてほしい」

「東北福興弁当」は、仙台駅や東京駅などで7日から販売予定です。

最終更新日:2025年3月5日 19:30