「スマートスポーツパーク構想」めぐり、議会解散の是非を問う”住民投票”へ(宮城・大郷町)
町と議会で意見が分かれる宮城・大郷町の「スマートスポーツパーク構想」について、賛成する住民側の署名が認められ、議会解散の是非を問う住民投票が行われることが決まりました。
大郷町が進める「スマートスポーツパーク構想」は、東日本台風で被災した農地にサッカー場12面や宿泊施設を整備するものですが、議会側が土地の取得費などの関連予算案を2度否決し、町と議会の意見が分かれています。
これを受けて、計画に賛成する町民グループが、議会解散を問う住民投票を行うための署名を集めていました。
6日、町の選挙管理委員会は2135人の署名が有効であると発表し、議会の解散請求に必要な2127人を上回りました。
これを受け、署名を集めた住民側は解散請求書を選挙管理委員会に提出し、大郷町で初めて”住民投票”が行われることが決定しました。
町政を考える会・只野茂博さん
「大郷町をどういうふうに考えるのか、もう1度本気になって考えていただいて、住民投票をしていただきたい」
今後60日以内に議会解散の是非を問う住民投票が行われ、有効投票の過半数の賛成があった場合 議会は解散します。