<殺害後チェーンソーで遺体切断か…>知人男性を殺害 遺体を損壊・遺棄した事件”初公判” 被告の男(32)起訴内容認める(仙台地裁)
おととし、仙台市青葉区のアパートで知人男性を殺害し、その遺体を損壊・遺棄したとされる事件の裁判で、被告の男は起訴内容を認めた。
殺人などの罪に問われているのは、住所不定・無職の前田広樹被告(32)。
起訴状などによると、前田被告はおととし11月、同じく起訴され当時交際していた山口優被告と共謀し、仙台市青葉区のアパートで知人の佐藤大貴さんの首を絞めて殺害した上、チェーンソーで遺体を切断したなどとして、殺人や死体損壊などの罪に問われている。
17日、仙台地裁で開かれた初公判で、前田被告は殺人罪について「間違いありません」と起訴内容を認めた。
検察側が「残虐で悪質であり、動機も短絡的で身勝手である」としたのに対し、弁護側は「強い殺意はなく、犯行後 自責の念を抱いている」と主張した。
この裁判の判決は、11月7日に言い渡される予定だ。