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仙台市が『オンライン上の居場所』開設へ "ひきこもり"実態調査で市内にひきこもっている人約4000人

2024年10月22日 17:00
仙台市が『オンライン上の居場所』開設へ "ひきこもり"実態調査で市内にひきこもっている人約4000人

仙台市は、去年から調査してきた"ひきこもり"の実態調査を受け、『オンライン上の居場所』を10月末から開設すると発表した。

自分自身の分身である”アバター”を動かしながら、参加者などと交流できる『オンライン上の居場所』。

仙台市とひきこもっている人の支援を行う社会福祉法人などが、運営する。

これは、22日の仙台市長定例会見で郡市長が発表したもので、対象の年齢制限はなく、開催日は10月30日の午後1時を皮切りに、11月は毎週水曜日(午後1時~午後9時)となっている。専用ホームページからメールで登録することで、利用が可能だ。

仙台市・郡市長
「誰一人取り残さない社会を作りたいという大きな目標があるわけです。これらも使っていただきながら、ご自身の夢に向かって歩み出しを進めてもらいたい」

去年、仙台市が行ったアンケートでは、ひきこもっている人が市内に3956人いることが分かっている。

市では、『オンライン上の居場所』で専門家の相談を受け付けたり、学習支援や就職支援など様々なニーズに合ったプログラムを用意することで、社会とのつながりのきっかけを作りたいとしている。

最終更新日:2024年10月22日 17:18