【仙台市が給付金の事務処理ミス】過払い「3000万円」過小給付「1億8800万円」 障害福祉サービス事業所への給付金で誤った処理
仙台市が「障害福祉サービス」を行う事業所への給付金について誤った事務処理を行っていた問題で、これまでに「過払いが3000万円」、「過小給付が1億8000万円あまり」にのぼることがわかった。
仙台市によると、生活介護やグループホームなど「障害福祉サービス」を行う事業所に対して支払う給付金について調査を行ったところ、2017年4月~2023年6月までの期間で「過払いがおよそ3000万円、過少給付が1億8800万円あまり」にのぼることがわかった。
対象となる事業所は、延べ252か所で、仙台市は去年(2023年)7月に2017年~2022年までの誤った事務処理について公表していて、今回は去年1月~6月までの分を合わせて公表した。
仙台市では対象となる事業所へ謝罪するとともに、過払いの返還依頼や過少給付の分の追加支給などを進めている。
また、マニュアルや研修体制に不備があったとして、チェックリストの活用や研修会の開催など再発防止に努めるとしている。