災害廃棄物の仮置き場設置訓練を初めて開催「道路がふさがっている場合も…」東北各県から自治体職員が参加
宮城県岩沼市で開催された訓練は環境省と宮城県が初めて実施したもので、東北各県からおよそ110人の自治体職員が参加した。
大規模災害時の災害廃棄物は普段処理するごみの数年分にものぼり、まず必要なのが仮置き場となる。
最初に原状復帰を見越して用地の写真を撮影しごみの種類ごとに分別するスペースを確保する。
参加者は搬入車両の経路を一方通行にすることや被災者が家電や家具・畳などを持ち込んだ際に置き場所が一目で分かるようにすることを学んでいた。
環境省東北地方環境事務所 小池源一さん
「潰れてた家のがれきで道路がふさがっている場合も、 速やかに処理することも大事になってくる」
また、参加者は訓練を機に被災者に寄り添った対応を心掛けることも改めて確認していた。