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<町と議会の意見が分かれる『スポーツパーク構想』>事業費を改めて算定するための補正予算案は”賛成多数で可決”(宮城・大郷町)

2024年9月20日 19:30
<町と議会の意見が分かれる『スポーツパーク構想』>事業費を改めて算定するための補正予算案は”賛成多数で可決”(宮城・大郷町)

宮城・大郷町が進める『スポーツパーク構想』について、町と議会の意見が分かれる中、町は事業費を改めて算定するための補正予算案を提出し、議会が賛成多数で可決した。

大郷町が進める『スポーツパーク構想』は、2019年の『東日本台風』で被災した農地にサッカー場12面や1200人が利用できる宿泊施設などを整備するもので、町が土地を整備した後、建物の建設や運営は京都の企業が行う計画だ。

これまで、この事業に関連する予算案が、議会で2度否決されるなか、20日、町は不透明と指摘されていた事業費について、改めて算定するための調査費用およそ5400万円を提案し、議会が賛成多数で可決した。

大郷町・田中学町長
「この『スポーツパーク構想』が、事業採択になったわけではなく、必要な調査をこれから正確に数字を議会にも示すためにも、良いものが出来上がるように我々執行者としても期待します」

町は、この構想の是非を問う住民アンケートを10月にも実施し、新たに算定した事業費とともに、今年度中に議会に示す考えだ。

最終更新日:2024年9月20日 19:30