「あたたかい気持ちで新年を迎えてほしい」その願い込め無料の弁当 「1人暮らし」の高齢者に(宮城・富谷市)
「あたたかい気持ちで新年を迎えてほしい」
その願いを込めて、宮城・富谷市で1人暮らしの高齢者に無料の弁当が届けられた。
27日午前、富谷市役所で弁当を届けるボランティア52人などが集まり、出発式が行われた。
この取り組みは1992年に始まったもので、弁当は高齢者のために優しい味付けにして作られたオリジナルだ。
安斎摩紀アナウンサーリポート「伊達巻きや黒豆などおせち風のお弁当が、1枚1枚手作りの絵葉書も添えられて配られます」
27日は、42のコースに分かれて弁当を手渡した。
ボランティアと受け取った人のやりとり
「歳末お弁当の配達に来ました。 どうぞ受け取ってください」
「毎年おいしいお弁当をいただいて、心待ちにしていました」
弁当を受け取った人(85)「(お弁当に)何が入っているか楽しみ、ウキウキしている。きょうのお昼にごちそうになります」
弁当は、富谷市内に住む70歳以上の1人暮らしの高齢者897人のうち希望者の502人に配られたという。