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<防災の専門学科がある多賀城高校OG>石川・輪島高校の生徒に震災の”被災・復興”状況伝える ”復興への希望”もー(宮城)

2024年9月28日 10:00
<防災の専門学科がある多賀城高校OG>石川・輪島高校の生徒に震災の”被災・復興”状況伝える ”復興への希望”もー(宮城)
宮城県内で唯一 防災を専門とする学科がある多賀城高校を卒業した大学生が、石川県輪島高校の生徒を招き、多賀城市内の被災状況や復興の現状を伝えた。

多賀城高校OG
「これが津波がきた白い線です」

これは、今年1月に発生した『能登半島地震』で被災した石川県の高校生に、災害の教訓や復興への道のりを学んでもらおうと、多賀城高校の災害科学科を卒業した大学生が行った取り組みだ。

27日は、震災当時 津波から逃れるために駆け上がる人がいた歩道橋のほか、多くの人が身を寄せた”末の松山”と呼ばれる場所を訪れた。

多賀城高校OG
「末の松山は、平安時代からこれ以上津波は来ないと言われていたところ。その言い伝えを知って避難した人もいた。この駐車場がいっぱいになるくらいの人が避難してきた。1000年を超えて命を救った」

輪島高校2年生
「実際に見ないとわからないことがたくさんあった。津波のシミとかびっくりした。復興に向けてやれることをやりたい」

輪島高校の生徒たちは震災の教訓を知るとともに、現在の多賀城市の状況から復興への希望も感じていたようだ。
最終更新日:2024年9月28日 10:00