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総額1億円以上がシステム処理で誤り 年金引き落としの医療保険料 仙台市がお詫び

2024年10月10日 19:30
総額1億円以上がシステム処理で誤り 年金引き落としの医療保険料 仙台市がお詫び

仙台市は75歳以上の後期高齢者医療保険の保険料についてシステム処理の誤りにより約3300人、あわせて1億円あまりが年金から引き落とされないことが判明したと発表した。

仙台市によると、年金から引き落とされない後期高齢者医療保険の保険料は、10月と12月、それに来年2月の3か月分。

対象となるのは3356人で徴収方法が今年度から年金引き落としに切り替わり、去年6月から9月の間に75歳を迎えた人や仙台市に転入した人。

金額は1億978万円あまりにのぼり、1人あたりでは最小で100円、最大で20万7300円。

8日、区役所に「年金振込通知書に年金から引き落としとなる特別徴収の金額が記載されていない」という趣旨の問い合わせ6件あり確認したところシステム処理の誤りで年金から引き落とすデータが作成されていなかったという。

現在、システム開発業者が原因を調査中。

仙台市では、対象者にお詫びの文書を送ると共に、引き落とされない分の保険料は11月から来年3月までの5回に分けて口座振替または納付書での支払いを依頼するとしている。

最終更新日:2024年10月10日 19:30