【「AI」活用し「交通渋滞」が従来より8割減】「東日本台風」で堤防決壊した吉田川で進む工事説明会で報告(宮城・大郷町)
2019年の「東日本台風」で堤防が決壊した宮城・大郷町の吉田川で進められている工事の説明会が開かれ、「AI」を活用しダンプカーによる交通渋滞が大幅に減ったことが報告された。
「東日本台風」で被害を受けた大郷町の吉田川では、堤防の整備や川底に溜まった土砂を取り除くなどの工事が進められている。
22日は、大郷町役場で工事の進捗状況の説明会が開かれた。
この中で、土砂を運ぶダンプカーによる現場入口付近の交通渋滞を減らすため「AI」を活用した「車両運行管理システム」を導入し、渋滞の発生件数が従来より8割減ったことが報告された。
地元住民
「町道とか我々一般の車両が通るところの渋滞は、感じられなかった」
北上川下流河川事務所によると、吉田川の掘削工事は2026年3月までに完了する予定だ。