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【4病院再編】仙台赤十字病院が患者・住民に初めて説明会開催「地元みんなが行かないでくれと言っている」

2024年3月20日 19:30
【4病院再編】仙台赤十字病院が患者・住民に初めて説明会開催「地元みんなが行かないでくれと言っている」

太白区八木山にある仙台赤十字病院は県の病院再編計画で県立がんセンターと共に名取市へ移転・統合する計画で、去年12月、県と基本合意している。
20日の説明会は病院側が初めて開催したもので患者や地元の住民らおよそ130人が参加し冒頭を除き非公開で行われた。

説明会では舟山裕士院長が移転・統合する理由として・赤字経営が続き老朽化した施設の立て替えが出来ないことや・県内の救急医療の格差を解消するためなどと理解を求めたということ。

これに対し参加者からは移転に反対する声が相次いだ。

参加者
「よくわからない。一方的な説明だけで原因がどこにあってどういう改善方法を考えているのか」
参加者
「地元みんなが行かないでくれと言っているのによそに行ってしまうとても冷たいんじゃないかと思います」

仙台赤十字病院 舟山裕士 院長
「新しい名取に移ることによって救急医療の南北格差を解消できると同時に病院経営も医療人口の確保によって安定の方向にもっていきたい」

仙台赤十字病院によると新病院に設置される診療科は30前後で現在検討されていて、今後、協議が進み次第、再度、説明会を行う予定。