気仙沼漁師から能登へ贈り物 愛情込めたメカブと励ましの手紙「少しでも元気になれば」
支援を行ったのは、気仙沼市階上地区で養殖ワカメを生産する漁師10人で、22日、ボイル加工した冷凍メカブ500袋、2000食分を箱詰めした。
この地区では震災の津波でワカメの養殖施設が大きな被害を受けたが、全国から漁具の支援を受け、翌年には生産を再開させた。
今回発送するメカブには、その支援への御礼と励まし言葉をつづった漁師の写真つきの手紙も添えられている。
ワカメ漁師 藤田純一さん
「まだまだ大変な時期なんだなと思って、私たち13年前の震災の時に全国から沢山の支援を受けて今があると思っているので、愛情込めて作ったメカブを食べて少しでも元気になってくれればなと思っています」
冷凍メカブは能登半島の仮設住宅に住む被災者へ届けられるということで、漁師たちは一度きりではなく継続的な支援をしていきたいと話している。