‘茎’を食べる『畑ワサビ』初出荷 「1年目としては最高の仕上がり…」(宮城・加美町)
宮城・大崎地域の新たな作物として作付けが始まった『畑ワサビ』が、20日 県外に向け初めて出荷された。
加美町では、20日 関係者およそ10人が参加し、初出荷を祝うセレモニーが開かれた。
『畑ワサビ』は根を食べる沢ワサビと異なり『茎』を食用とするもので、宮城県内での栽培は県とワサビ商品を製造・販売しているメーカーが連携し、おととしから試験的に行っている。
19日は、町内10アールほどの畑で1年半かけて育てた畑ワサビを初めて収穫した。
第一便として出荷されるのはおよそ300キロだが、今年は大崎地域全体で5トンの出荷を見込んでいる。
『畑ワサビ』の生産者
「1年目としては最高の仕上がりかなと思います。胸を張って出荷できたと思います」
出荷された『畑ワサビ』は、愛知県などの工場で加工され、海外にも輸出されるという。