<報道公開>建て替え中の”仙台市役所・新庁舎”、2028年度の利用開始めざす
2028年度の利用開始を目指し、建て替え工事が進められている仙台市役所の新しい庁舎。
現場の様子が、14日に報道公開されました。
仙台市役所の新しい庁舎は、地上15階・地下2階建てで、高さは県庁とほぼ同じおよそ80メートルです。
1階床下にゴム型の免震装置が設置され、災害時には一時避難所として防災拠点の役割も果たします。
伊藤悠貴記者リポート
「市役所のすぐ下で、ショベルカーによる地盤掘削作業が進んでいます」
14日は、着工からおよそ5か月を迎えた仙台市役所の建て替え工事が、報道公開されました。
現在は、庁舎の基礎や駐車場など地下の部分にあたる場所の掘削作業が行われています。最も深いところでおよそ10.5メートルあります。
現在の仙台市役所は、去年4月から正面玄関がその翌月に議会棟が解体され、2024年8月に起工式が行われた後 工事が本格化しています。
地盤の掘削作業は、2025年6月頃まで行われ、2026年春からは庁舎の地上部分の建設が始まる予定です。
仙台市・本庁舎整備室 藤田考一室長
「現地建て替えで難しいが、今のところ計画通り工事が進んでいる。安全第一に工事を進めていきたい」
工事は2027年11月末まで続き、その後 移転作業を経て2028年度中に利用が開始される予定です。