パリオリンピック・卓球女子団体で銀メダルを獲得した張本美和選手と兄・智和選手。
17日に県内各地で大歓迎を受けた2人は、18日は同年代の卓球選手たちと対戦。
熱いラリーを、披露した。

張本兄妹が訪れたのは、仙台市若林区にある聖ウルスラ学院英智高校。

安斎アナウンサーリポート
「大歓声です！張本智和選手が姿を見せた途端、会場からは大きな歓声が上がりました」

1・2年生の生徒と触れ合いながら、入場した張本兄妹。

張本智和選手
「楽しく皆さんとこの時間を過ごせたらいいな、と思います」

張本美和選手
「かっこいいプレーを、見て欲しいです」

早速、卓球部の生徒と対戦。
3年生の男子を相手にダブルスを組んだ2人は、さすがの戦いぶりを見せるが、時には生徒が決めてー。

これには、美和選手もちょっと苦笑い。
それでも最後は張本兄妹の圧勝。

対戦相手の中には、美和選手と小学生時代にともに団体戦を戦ったことのある生徒もー。

卓球部2年・小幡姫菜さん「勝ちます！」
結果は、美和選手のストレート勝ち。

卓球部2年・小幡姫菜さん
「幼いころから美和ちゃんのことを見てきたんですが、オリンピックとか出て、久しぶりに会って感動して。頑張ってね！応援しているよと話しました。（きょうは）良い経験になったし、自分も自信をもらったので頑張っていきたい」

最後は、兄妹対決。
世界で戦う2人の高速ラリーに、会場はこの日一番の盛り上がりを見せた。

張本智和選手
「仙台に帰ってきて改めて思ったのは“卓球は楽しむことが大事”。もちろん勝負の世界なので、楽しいだけじゃ勝てはしないけれど、今週から試合があるので全力で頑張りたい」

張本美和選手
「高校生の皆さんに会えて交流して、すごくリフレッシュできたので、私も今週から試合があるので、しっかりと切り替えて頑張りたい」

17日からの2日間、宮城で得たパワーを胸に、張本兄妹は今週末に開催されるTリーグに臨む。