仙台市の「八木山動物公園」では、46年間にわたり親しまれてきた「は虫類館」が、4日で閉館した。

「は虫類館」は1978年にオープンし、来園者に親しまれてきたが、老朽化などを理由に閉館が決まった。

最終日の4日は、午前中から家族連れやファンが訪れ、館内をめぐっていた。

カメやヘビなどの生き物は、今後　ほかの動物園へ引っ越したり園内で飼育され、一部は4年後に完成予定の新しいエリアでの展示も見込まれる。

来園者の男の子
「カメとかトカゲとかもいて（これから）見れなくなって寂しいです」

来園者の家族
「今まで、色んな思い出をありがとうございました。新しい動物園や色々な住むところへ行っても元気に過ごしてくれたらいいなと思います」

そして、4日午後4時ー。
集まった来園者に、飼育担当者が感謝の言葉を述べた後、ゆっくりと扉が閉ざされ「は虫類館」の46年の歴史に幕が降ろされた。